いじめ・いじめ・なんだこのやろ！

　長男が朝、涙ぽろぽろ。
　クラスの中に、嫌事を言ってくるやつがいる。という。
それほどまでに、中学生生活はつらいものなのか？
　友達はいるんだろ。　
そいつを信じて、仲良くやればいいじゃないか。
言いたいやつには言わせておけ。
本当の自分をわかってくれる人がいれば、絶対に大丈夫。
あなたは本当にいいやつなんだから。　と、背中を押して送り出したものの、心配だった。

　
　と、今度は次男。
ご近所にいるのよ。他人のことばかり気になるやからが。で、そこの次女とうちの次男が同じクラスで隣通し。うちの次男は彼女が大嫌い。昨日はあんまり腹が立ったので、机を蹴飛ばしてやった。とか。
　ところが、その次女に言わせると、別の男の子がうちの次男をいじめていて、その腹いせに机を蹴飛ばしたのだとさ。
　ま、ここまではいいだろう。

　しかし、こともあろうに、うちに電話をかけてきて、私が留守だと知ると、次男に向って
「あなたはいじめられているんでしょ。我慢していちゃダメよ。お母さんか先生に相談しなさい」と、延々とお話なさったらしい。
　何考えてるの？！
　まったく、余計なお世話と言うのはこのことだい！
　次男に言わせると、「別にいじめられていないよ。仲良しの友達じゃないけど、いじわるはされていない。あいつ（その次女）がへんな事するから、いっしょにおもしろがっているだけだよ」とのこと。
　無理やり、いじめられっこにされてしまった息子。どう思ったのか聞いてみたら
「あんまり、話が長いので、何言われたか忘れちゃった。」ですって。
ウンえらい。あんたは大丈夫だわ。
　ついでに、「最近、お兄ちゃん悩んでいるじゃない。知ってる？」と聞いてみた。
「うん、何となくわかるよ」
「じゃあ、どう思う？」
「お兄ちゃん、考えすぎなんだよ。きっと」
そうだよね。弟の方がしっかりしているよ。
小さな頃から弟は、去るもの追わず来るもの拒まずが身についていたものね。

　あああ、子どもも大きくなってくると、それなりにたいへんだわ。親として、しっかりしなきゃと思う日々です。

　長男も、また、嫌なことがあったけど、3歩進んで2歩下がる日々。それでも、少しでも前に進んだと思っていいんだよね。